3110 音頭(さいとーおんど)



第80弾☆ 左右

北海道にやってくるアーティストたちの、こぼれるような音楽への情熱を
"こぼれ魂☆"として不定期にアップしていきます!!


5月に初めての札幌ライブを行う左右の2人に話を聞いた。
インタビュー & 文 : WAKATO MAHOKA


・まず、この編成になったきっかけを教えてください
花池「僕が買ったまんまで放置していたギターを桑原に『弾いてみなよ』と言って押し付けたのが最初でした」
桑原「それまで音楽はリスナーとして楽しんではいたんですが、自分で音楽をやるという事は考えた事はなかったです」
花池「彼女がギターになって、ボーカルは2人でやればいいなと思って、僕が残りの楽器のベースとドラムを担当する事になりました」

・他にメンバーを入れて3ピースとかでやろうというのはなかったんですか
花池「なかったです。この2人以上でやると社会になるので、このままで行こうと。」

・桑原さんはバンド結成を持ちかけられた時はどんな感じでした?
桑原「本当にびっくりしました」
花池「そもそもバンドを組もうという感じでもなかったんですよ。バンドっていうと何かに登録しなきゃいけないんじゃないかと思っていたので(笑)」

・もともとはどういう音楽がお好きだったんですか
花池「スペースシャワーTVに加入していて、あぶらだこなどを見ていました。当時は結構独特なバンドのビデオが流れていたりして、かなり面白かったです」
桑原「私はリップスライムが好きです。」

・左右は横浜のバンドという事になるんですか
桑原「住んでいるのは横浜なんですが、都内のライブハウスでやることが多いですね」
花池「秋葉原のGOODMANとか新宿motionに出たり」

・5月には初めての札幌ライブですが
桑原「札幌の喃語が誘ってくれました。福岡には2回お邪魔した事がありますが、札幌は初めてです」
花池「eastern youthやTHA BLUE HERBが好きなので、今の札幌のシーンにどんなバンドがいるのか興味あります」
桑原「地方に行ったらできるだけ、その地方の美味しい物を食べたいタイプなので今から北海道の美味しい物を食べるのを楽しみにしています! 特に海産物を」
花池「僕も海の幸を食べるの楽しみです」。



左右
花池洋輝(Vo.Ba.Dr)
桑原美穂(Vo.Gt)

上記の二名から出る音によって成立している2ピースバンド
sa-yuu (right and left are meant) is the band materialized with the sound which comes out from the two above-mentioned persons.

-2010年-
花池が中学時代に入手しすぐに弾かなくなったギターを物置で見つけ
楽器未経験の桑原に渡すことにより結成する。

主に自宅(ベッド内、風呂場)にて花池が考えた曲を桑原に電話で口頭伝達し
近所のスタジオにて演奏する。それを1年間続ける。

楽器を背負って街を歩く、音楽スタジオに入るなどの行為に優越感を憶える。


- 2011年-
ライブの仕方がわからず、スタジオで撮影した楽曲をyoutubeへアップする。
数ヵ月後、ネット上でそれらの楽曲を聞いたライブ企画者から誘いを受け
5月、阿佐ヶ谷GAMUSOにて初ライブを行う。
これを機に高円寺、新宿を中心にライブ活動を開始し
夏には5曲入りのデモ音源「左右」を完成させ、ライブ会場にて販売する。


-2012年-
近所のスタジオにて
「世界にひとつだけのオリジナルアルバムを作ろう!エンジニアが腕を振るいます!」
というポスターを見てレコーディングを申し込み、正規音源『左右-EP』を完成させる。

野田努氏が編集長を務める音楽Webマガジン/雑誌「ELE-KING」にて
アルバムのロングレビューが掲載され「絶妙に踊れない変拍子」と紹介される。

突然段ボール主催「第8回深谷ロックフェスティバル」
PANICSMILE主催「Headache sounds SAMPLER live」
などのイベントに出演する。


-2013年-
セルフレコーディングシングル『イエローヘイト』をHP&ライブ限定で発売する。
PVに使用した蛙を桑原が飼い始める。

ライブを見に来た大手レコード会社のスタッフからCMオーディションに誘われる。
楽曲を送ったところ「華がない」という理由で落選し
小学5年生のガールズダンスグループがグランプリを受賞する。

オーストラリアの映像制作会社『VICE』からのオファーで同局の番組内にて左右の楽曲が使用され、YOUTUBEにアップしていた左右のPVのコメント欄が片言の日本語で埋まる。

イギリスの新聞「The Guardian」にて楽曲のレビューが掲載され、
英語で「左右のライブ中、観客はとても気まずい思いをしている」と書かれる。

オリジナルTシャツを販売し、「海外の人が買いそう」と多数の日本人に言われる。


-2014年-
PANICSMILE吉田肇氏のコンピレーションアルバムに参加する。

英字新聞『JAPAN TIMES』にて「2014年日本の注目インディーズ5バンド」に左右が選出される。

フジテレビ「未来ロケット」にて左右が紹介され、出演者の増田貴久氏のファンから「まっすーを笑顔にしてくれてありがとうございます」というメールをもらう。

大喜利大会に呼ばれた花池が準優勝する。


-2015年-
1stフルアルバム『スカムレフト スカムライト』を完成させる。

完成したアルバムを様々な人物、雑誌出版社、洋服ブランド、お菓子メーカーなどに脈絡なく送る。

ZAZEN BOYSの向井秀徳氏から「瀬戸内の鯛のような跳ね方しとるな」という感想をもらい、大手お菓子メーカーから「これからも当社のお菓子を食べてください」と言われる。

秋葉原CLUB GOODMANにてCD発売記念ライブを行い、満員の盛況で終了する。
帰路、桑原が借りた機材車を駐車場のポールにぶつけ弁償代として一日の売り上げが消える。

九州の企画者に呼ばれ、佐賀、福岡、熊本にて初の遠征ツアーを行う。

イベントで共演したeastern youthの吉野寿氏に「きみ達のCDいつも聴いてるよ」と言われ、取り乱した桑原が「もう一枚あげます」とCDを差し出し「二枚はいりません」と言われる。

再び秋葉原CLUB GOODMANにて自主企画を開催し、満員の盛況で終了する。
前回の経験を活かし、電車で無事に帰宅する。

※ロックバンドのライブへ行ったことがないという方へ




2016年5月28日(土) @SOUND CRUE
喃語企画ライブ「KOO」
開場/18:30 開演/19:00
前売券/2,500円 当日券/3,000円
【出演】
左右
喃語
Os Banda
まいご
葉緑体クラブ
edy


2016年5月29日(日) @札幌 Revolver
喃語企画ライブ「KOO」
開場/19:00 開演/19:30
チケット/1,500円(+1DRINK)
【出演】
左右
喃語
Force of celluloid
Hello Micro Computer
F.H.C.



スカムレフト スカムライト
【収録曲】
1.スカムレフト
2.簡単なことだろ
3.なくならない
4.ばれている
5.イエローヘイト(新録)
6.スカムライト
7.ノーマルスレイブ
8.平和なのか
9.やめてくれ
10.神経摩耗節(新録)
11.箱のうた (新録)
【価格】¥2,000(税抜)
YELLOW LABEL / SAYU-003
2015/02/11 Release

2016-05-13 12:00 kobore 3110 permalink