3110 音頭(さいとーおんど)



第9弾☆ タグチハナ

北海道にやってくるアーティストたちの、こぼれるような音楽への情熱を

"こぼれ魂☆"として不定期にアップしていきます!!


ファーストミニアルバム「夜へ」をリリースした18歳のシンガーソングライタータグチハナ。
8月には初めての札幌ライブを行う彼女に話を聞いた。

インタビュー & 文 : WAKATO MAHOKA

・まず、音楽を始めたきっかけを教えてください。
「最初はドラムがかっこいいなぁと思っていたんですが、家にギターがあって、小学校のお楽しみ会などで弾いていました。中1の頃から部活帰りに公園で夜に弾き語りをしていました」。

・当時はどんな曲を歌っていたんですか。
「その頃はYUIが好きで、彼女の歌をカバーしていました」。

・洋楽などは聴いていたんですか。
「家で普通に音楽が流れていて、名前も知らずにレッチリなど聴いていました。あとはハッピーマンデーズやブラック・グレープなども好きでした。バンドものが多く流れていたんですが、その中にジェームス・イハがあって、アコースティックっていいなと思って、弾き始めるようになりました」。

・じゃ、スマパンよりもソロとしてのイハの方が先なんですね。
「そうなんです。まだ実際に歌っているところは観た事ないんですよ。今回のフジロックでの来日も私の自主ライブと重なっちゃいましたし。今でも一番好きなミュージシャンです」。

・自作の曲を歌おうと思ったのは。
「もともとカラオケに行くのが大好きで、1人で行くぐらい大好きなんです。でも、そこで歌う歌を作った人たちと思っていると違う事が私にはあるんで、それを発信できないのは嫌だなと思って、そこから自分で曲を書いて歌うようになりました」。

・言葉に対するこだわりも強いようですが、もともと読書とかってお好きですか。
「小学校の間、本ばっかり読んでいました。小4から小6の間に星新一を読みきりました。図書館にないものは購入して。言葉のチョイスがすごく好きなんです。今は村上春樹が一番好きです。遠まわしな表現なのに、読む方がそれをイメージできる言葉の使い方はすごいな、悔しいなと思います。歌詞は小説ほど、いろんな事をいっぱい書けないから、少ない言葉にいろいろなものを詰め込むように心がけています」。

・村上春樹では何が一番好きですか?
「一番最初に読んだのは短編集の『象の消滅』です。その後、『めくらやなぎと眠る女』ではまって、何度も読んだのは『ノルウェイの森』と『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』です。『ノルウェイ』は10回以上は読み返しています」。

・小説がお好きなようですが、エッセイなどは読んだりしますか。
「エッセイはそんなに読まないんです。あんまり人の人生には興味ないんで。どちらかというと人の世界観に興味があるんで」。

・"物語"が好きなのかもしれないですね。
「そうですね。歌を聴く時も、感じた事をそのまま歌う人よりも、ストーリー性があったり、その人の世界でしか見えないものを言葉にする人に魅力を感じるので、自分もそういうふうにやっていきたいと思っています。自分の曲も人に聞いてもらってなんぼだと思っているんで、自分だけ分かれば良いわけじゃないんです。かと言って、共感してほしいというわけではなく、私の歌を聴いて、イメージをして何かを感じてもらえばいいなと思います」。

・さて、8月には初めての札幌でのライブが控えています。札幌は初めてですか。
「小さい頃に行った事があるんですが、何も覚えていないんです。だから、すごく楽しみです。美味しいものが食べたいですね」

・何を食べたいですか?
「ラーメンと海鮮ですね。ラーメンについては、もう色々な方から情報をもらっています」。

・ライブも楽しみですね。
「私の大好きなバンドに北海道出身の方が多いので、そういう人たちが音楽を始めた風景を見てみたいです」。

・その北海道のバンドとは。
「イースタンユースですね。あこがれています。吉野さんの毎日過ごしている風景から歌詞を作って、それを物語にしていく歌詞の書き方は素敵だと思っています。今回、私に声をかけてくれたハロのフクダサキさんも芯のある歌手なんで、一緒にライブをやるのを楽しみにしていますし、せっかく東京から札幌まで行くんで負けられないという気持ちです。あと、親戚が札幌にいるので、私が歌うところを見せる事ができるのも嬉しいです」。

・さて、今後の予定を聞かせてください。
「秋から冬には次のCDを出したいですね。ファーストが今までやってきた事を集めたベストだとしたら、それ以降の自分を表現したものにしたいです。で、今は曲をいっぱい作っている段階です」。

・また、その頃に札幌で歌えれば良いですね。
「はい。この間、映画で『私の男』を見たんですが、あれって真冬の北海道が舞台じゃないですか。見ていて、『わぁ寒そう』『流氷やばい』とか思いましたよ(笑)」。

タグチハナ
1996.6.2生まれ
東京のライブハウスを中心に活動中。

2014年 08月10日 (日)@札幌 sound lab mole
雷雨決行ロックフェスティバル2014 in札幌
OPEN 16:30 / START 17:00
adv.¥2,000 / day.¥2,500(+1D¥500-)
出演:ハロ / THE電影少女 / タグチハナ(東京) / 武田英祐一(THE武田組) / ハウアユース / 童夏(函館) / グミ / 内藤重人(東京/ThreeQuestions)


ファーストミニアルバム 『夜へ』¥500 
1.指先
2.BLUE LIGHT
3.そのとき
4.ロング・グッドバイ
5.ビア

2014-07-29 00:00 kobore 3110 permalink