3110 音頭(さいとーおんど)



第7弾☆ THE NOVEMBERS

北海道にやってくるアーティストたちの、こぼれるような音楽への情熱を

"こぼれ魂☆"として不定期にアップしていきます!!


6月に札幌でライブを行うTHE NOVEMBERSの小林祐介に話を聞いた。
インタビュー & 文 : WAKATO MAHOKA

・今回のニューシングル「今日も生きたね」ですが、まず最初に聴いた印象として、他のアーティストのCDより音が小さいんじゃないかと。
「大きい音で聴いたほうが良い音楽と小さな音で聴く音楽って違うと思うんです。今回はおだやかな世界観を歌ったものなんで、耳をそばだてて聴いてほしいので、音を小さくしました。その方が気をつけて言葉を聞いてもらえるとも思いましたので。日本にいて、日本語を使っているので、言葉はちゃんと聞いてもらえたらいいなと」。

・音も柔らかい感じですよね、アナログレコードを聴いているような。
「レコーディングはアナログテープで録音したので、それも影響されているのかもしれませんね」。

・今回の「今日も生きたね」では、動物を食べる事への罪の意識みたいなものを歌っていますが。
「僕たちはお肉を見ると美味しそうだと思うのに、動物のそのままの姿を見ても美味しそうとか思わないですよね。例えば、僕らは牛を食べているんではなくて牛肉を食べているという感じになってしまった。でも、そこに失われた命とかに対する感傷が必要以上に入り過ぎちゃう事は、逆に野蛮なんじゃないかと思い、それを素直に歌ったという感じです。文化によって食べるものなんて違うわけですし。何を食べたからって、他からとやかく言うようなもんではないと思うんです。例えば、捕鯨の問題にしても」。

・文化による価値観の違いですね。
「違うのは当たり前。この人と自分は違うけど、少なくても今は同じコミュニティーにいるって事は相手を尊重したいなと思うのが大切じゃないかと思うんです。お互いがどこまでも違うと認めたままで、相手の事を大事にしたら、今よりは軋轢がなくなるんじゃないかと思うんです」。

・あと、今回はシェアCDという事でジャケット、歌詞カード、CDなど同じものが2枚入っている構成になっていますね。
「名前を書く場所もあって、大事な人とシェアしてほしいですね」。

・こういうのが本当にシェアなんでしょうね、渡す相手の顔もはっきり見えて手渡しするという感じで。
「その手渡しっていう感覚は大切にしたいです。CDが単に音の入った媒体というだけじゃつまらないと思うんで」。

・そういえば、小林さんは映画がお好きですが、最近は面白いものありました。
「『ショーシャンクの空に』を改めて、ちゃんと見直したんですが、良い映画だなと思いました。あと、『アデル、ブルーは熱い色』も良かったです。気迫を感じました」。

・MERZという組織で、メンバーが主導権を握って活動していますが、軌道には乗っていますか。
「今のところは、自分たちで何でもできるという状況を楽しんでいる状況です。でも、やっぱり世の中のいろいろな場所に広めてくれるのが得意なプロみたいな人がいるので、縁があったらそういう人とは一緒にやってみたいです」。

・ライブで共演するバンドが変わったのは、環境の変化も大きいですか。
「新たな出会いを求めて変えた部分もあるし、たまたまというのもありますね。今まではあまりそういう事は考えていなかったんですが、今はこのツアーはこの作品にまつわるこんなツアーだから、こんな人とやりたい。そういうので自分たちを世の中に残していきたい。THE NOVEMBERSという価値観をまっとうしてみたいという気持ちです」。

・BORISとの共演もその一環ですか。
「そうですね。本当にかっこよかったです。まさにロックバンドという感じで。僕は普段はあまりロックとか考えないんですが、その日のライブは少年みたいにロックってかっこいいなと思いました。僕はベンジー(浅井健一)とのバンド(ROMEO's blood)でもライブをやったんですが、ロックバンドやロックレジェンドと思っている人を目の当たりにして、張り合いがありました。最近は年上のバンドから一緒にやりたいという声が掛かる事が多いんです。今までやってきた事の結果だと思えてうれしいです」。

・6月には札幌ライブを控えていますね。
「4月はイベントに呼んでいただき、今回は自分たちのツアーでお邪魔します」。

・4月のイベントはいかがでしたか。
「共演の赤い公園も良い演奏でしたし、お客さんがいっぱいいるmoleでライブができて良かったです。札幌のお客さんは、みんな素朴で良い人たちです。素直に自分の楽しみの為に来てくれるというのが伝わってきました」。

・札幌はGalileo Galileiとの2マンですね。
「今回のツアーは、仙台で共演したOGRE YOU ASSHOLEなど日本の音楽シーンの中で独自の進化を見せている人たちを誘ってみました。彼らも、そのひとつです。一緒に共演できて光栄です」。

・2マンなので、演奏時間もたっぷりありますね。
「フェスやイベントで体験できないものがあるんだというのを提示したいですね」。

・今後の予定は。
「7/11にツアーファイナルがあるので、その後にレコーディングをして、もう1枚新しい作品を作って、またツアーができればいいなと思っています」。

THE NOVEMBERS
小林祐介(Vo,G)
ケンゴマツモト(G)
高松浩史(B)
吉木諒祐(Ds)
2005年に結成。

TOUR – The World Will Listen -
2014年6月28日(土)札幌COLONY
w/ Galileo Galilei
OPEN 17:30 / START 18:00
オールスタンディング¥3,500(税込)整理番号付
【チケット】チケットぴあ(Pコード:225-227)/ローソンチケット(Lコード:18168)/イープラス
【問い合わせ】WESS(011-614-9999)


NEW SINGLE「今日も生きたね」
released:2014/5/14(wed)
Label: MERZ
品番:DDCZ-1949
Price:1,080円(tax in)

01. 今日も生きたね
02. ブルックリン最終出口

2014-06-24 00:00 kobore 3110 permalink